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STAR SR-700A 修理 点検 整備 [無線機]

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天井裏から取り出し早速内部を点検する メインダイアルの回転が重いのでを取外し ダイアル部分を分解し古いグリスを全部清掃して新しいグリスを塗り組立直しする

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以前ある特定の周波数で発振するので 怪しい所にシールド板やシールド線で配線したり 色々対策したが どれも功をそうせず 原因は不明でした

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先ずダイアル部を分解清掃したので 次の症状は14MHzや21MHzと28MHzが受信しない オシロで局発を点検したら 波形が出ていない 局発の蓋を開けて調べたら水晶に触れると発振する 水晶のソケット部が緩み接触不良でした 端子部分を狭く修正して 全バンド受信する様に為りますた

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次はモーターボーチィング雑音に悩まされ 500KΩのボリュームを交換 変化なし 低周波回路の電源ラインを点検 チューブラコンデンサを全部交換 あとは松下製ブロックコンデンサ2個を外し点検するが異常なし 元に戻し動作確認すると ノイズが無くなり 原因は不明のまま

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先ほどのある周波数で内部発振は USBとLSBのスイッチで発振したり停止したり水晶の発振回路を点検する オシロを見ると波形に高調波が 原因はスイッチで歯ブラシで清掃してら 異常発振が無くなりました 以前対策したシールド板や不要なシールド線を撤去しました

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VFO付近を清掃し クロメートメッキ部分を歯ブラシとマジックリンで磨く あまり綺麗にならず 効果があんなり無いと思っていた緑色の錆落としを水でかなり薄目て使うと すごく良く汚れが落ちる 周辺を清掃する

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ダイアルの操作感覚も良くなり モーターボーチング雑音や内部の不明だった異常発振も直り 受信状態が非常に良く為りました

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最初の記事で紹介した メインダイアル に指を入れる コリンズタイプの制作です

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